2012-07-19 ■ 小説 野性時代 第105号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐08 (KADOKAWA文芸MOOK 107)作者: 角川書店編集部出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/07/12メディア: ムック購入: 3人 クリック: 235回この商品を含むブログ (5件) を見る思えば小市民しかり古典部しかり近作は人間の悪意について自在に描くことが可能なのだと知らしめてくれる作風ばかりが続くが、受け入れるでもなく拒絶するでもなく正面からぶつかって且つ飲み込まれないパーソナリティを持つのが折木というキャラクターに築かれてきた強みで、彼ならこの悪意に満ち満ちた世界であっても大丈夫だしなんとかしてくれる、と単衣に思えることほどありがたいことはない。という話になっている。善性は守られなければならない(二回目)。 悪文だけど酔ってるので直さない。